2005JBC@名古屋競馬場

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 「日本一は名古屋で決まる!」

 第五回を迎えた地方競馬の祭典「JBC」、地方競馬の祭典として定着するための重要な試金石、初めての西日本での開催となる名古屋競馬場での開催となりました。

 名古屋競馬はファンも含め早くからJBCに向けた地道なプロモーションを展開しており、JBCに先立ち、大井競馬場正門二階ふるさとコーナーでの発売、三連勝馬券の導入など、積極的な改革を、次々に導入、その意気込みをファンにアピールしている感じでした。

 そこで、足を運んだJBCの当日、まさに「地方競馬の祭典」にふさわしい盛り上がりと熱気に包まれていました。そのJBC前日からのレポートです。

 JBCの前日、名古屋競馬場に向かうと道々にこのようなJBCの幟が立っていました。

 名古屋競馬場の正門にも、JBCの看板やフラッグが誇らしげに飾られています。

 …あれ?、なんか、前に来た時と雰囲気が違うような?

 7月に来た時の正門の写真です。そして、

 わずか三ヵ月後のJBC開催の正門。うわー、なんかすごい綺麗になりましたね!
JBCに向けて、競馬場のあちこちで、このように改装が施されていました。

 正門を入ってすぐ、総合案内所という建物が新設されていました。案内所の位置として、これ以上の場所は無いですね♪

 パドックも、観客本位の改装が施されています。とても見やすくなっていました。以前は…

 以前のパドックは、このように、植え込みがかなり大きくなっていて、歩様などがチェックしづらいところも有りました。すごく見やすくなって、嬉しいですね^^

 JBCの前日、この日のメインは「JBCカウントダウン1」、このレースには名古屋のアラブの怪物、キジョージャンボが出走していました。キジョージャンボは重賞でサラダートG馬を破るなど、オープンでサラブレッドと遜色の無いレース振りをしており人気を呼んでいます。

 キジョージャンボです。そういう目で見るからかもしれませんが^^;、やはりオーラを感じます!あと、引いている厩務員さんがすごく渋くてカッコいい!

 名実共の地方競馬全国免許を行使することを後進が出来るようになることを目指し、全国短期所属替えで騎乗を続けるMrPINK内田利雄騎手、その徹底したファンサービスでファンに愛されています。カメラを向けると、目線を向けてくれます。

 2005年11月3日現在、名古屋競馬リーディングの安部幸夫騎手、逃げの名手として、全国にその名が轟いています。

参考 netkeiba.com JBC特集

 この日のメイン、JBCカウントダウン1は、全国をこのJBCトロフィーとともに行脚してきたJBCトロフィーツアーの最終戦、本当に全国津々浦々を回って、ついに名古屋にたどり着きました。

 エンターテイメントの要素として、権威付けというのは非常に重要です。JBCの権威付けをアピールするために、非常に有益なツアーであったのではないでしょうか?

 JBCカウントダウン1を勝ったのは、内田利雄騎手のミヤビフェラーリでした。表彰式後、翌日のJBCスプリントにタイガーロータリーに騎乗する内田騎手なので、観客から、「明日、頑張ってください!」と声がかかり、その声にガッツポーズを作り答えていました。

 JBC前日の名古屋競馬場、今年、名古屋には重賞ではない一般開催日に3回ほど足を運びましたが、一番の人手に見えました。翌日のJBCに向け、ファンも盛り上がっているということでしょう。

 名古屋競馬場をひとまず後にし、JBCイブを楽しむことにします^^。名古屋にある競馬ファンの集まるお店「K-BARうまなり」さんにお邪魔すると、JBCに向け各所から集まったファンで大盛況!競馬の話題で店中盛り上がっていました!

 これもJBCの楽しさのひとつだなぁと思いながら楽しくお酒を飲みます。写真はカクテル「JBCスプリント」

 こちらは、カクテル「JBCクラシック」。どちらも見た目以上にしっかりとした「お酒」で本格派です!

 尽きない競馬話が積もりに積もり、夜中までお酒を楽しみながらも、はやる気分を抑えきれず朝6時には競馬場に向かいます^^

 名古屋競馬場に向かうあおなみ線にはJBCのポスターが貼られていました。

 7時に競馬場につくと、すでに正門前には行列が出来ていました。みんな早すぎ^^;

名古屋競馬場では、早朝場外発売という企画もやっていて7:30から馬券を買うことが出来るのですが、こちらも結構利用されている方がいるようでした。

 9時が近づくと行列はこのような状態に^^;

 こちらの地図の1コーナー側の道路の角の写真で、角を曲がってからもかなり行列が続いていました。

 このような状態に、警備員さんは大張り切り^^で列を整理しています。入場口の係員の方は入場料の100円を円滑に支払えるよう、金庫を持って100円硬貨を持っていない人の両替に回っていました。

 既に開場前から、祭典への期待で熱気むんむんです!

 そんな中、地方競馬ファンのアイドル、柳沼淳子さんが現れ、行列の最前列の方たちにインタビューを始めました。早起きは三文の得といいますが、最前列のかたは三文どころではなかったですね^^

 9時半開場、あっという間に指定席は売り切れ、僕も珍しく指定席を取りました。あまりの混雑だと馬券を買いにくくなる自体が想定されたので^^;

 さて、席も決まったところで、場内を散策に出ます。ゴール版には、JBCの特設飾りがされていました。

 賞典台には、この日のレースのトロフィーや副賞がずらり!

 この日は全レース特別レースなのです。

 コース沿いには今回のJBCのコピーである「日本一は名古屋で決まる。」と力強く主張した横断幕が。

 上でも紹介しましたが、本当に場内各所が綺麗になっています。ハロン棒も塗りなおされているように感じました。またその他の場所も非常に綺麗に清掃されていて、全国からやってくるファンに名古屋競馬場を見せよう!という気概を感じました。

 Tシャツやコースター、タオルなど様々なグッズが登場し、販売されていました。このように大盛況でJBCタオルなどは、お昼には売り切れていましたね〜。

 愛知の名産を集めた畜産フェア。

 写真展が開かれていたので、ちょっと入ってみると、写真も素晴らしいのですがさりげなく展示されていたものに、パックリ食いつきました^^;

だって、昭和6年の高崎競馬の番組ですよ!。何故、名古屋に…えっ閲覧したい…。

 そして、展示されていた馬券に更に喰いつく^^;

 パンチ馬券時代の宇都宮、北見、益田の馬券。

 公認競馬(JRAの前身)、横浜根岸競馬場の日本レースクラブの馬券。1936年と37年の馬券ですから、戦時体制づくりのため日本レースクラブが解散することになる直前の馬券ですね.。

 そして、パンチ時代の高崎の馬券。

 おそらく、地方競馬オタクの同類が次々と食いついていくトラップをなんとか脱出して^^;、場内見学に戻ります。クイズ大会やチアリーディングショーが行われていました。なかなか見物客も多く盛り上がってましたよ!

 おそらく、はじめて名古屋競馬場に来る人も多いであろうJBCデー、会場内マップも設置されていました。

 netkeiba.comのJBC特集で活躍されていたJBCキャンペーンガールの井上オークスさんがいらっしゃったので写真をお願いしたら、ポーズも取ってくれました^^

 1レースの馬がパドックを回るころには、この大盛況!普段のノンビリと楽しめる地方競馬も楽しいですが、こういうにぎやかな祭典日は本当にめったに無いこと、この場にいられることが嬉しくなってきます!

 スタンド内には各ジョッキーの写真が飾られています。デビューのインタビューの時「追える騎手になりたい」と答えていた新人女性ジョッキーの山本茜騎手、JBCデーのこの日も臆することなく勝ち鞍を上げました。

 やはり、ファンの注目は集まります。パドックで騎乗すると、デジカメの数が増える増える^^

 この日は馬たちも、いつも以上に磨きこまれているように見えました。意気込み、心意気を感じつつ、熱く素晴らしいレースを堪能しているとあっという間に時がたっていきます。

 さすがに7時から並んだのでおなかペコペコ^^;、名古屋競馬場の名物の一つ、うな丼を食べることにしました。うなぎの厚み、ボリュームが凄い!ちょっと焦げ目がついているところがまた旨い!これで1100円ですよ!安い!

 多くのファンの熱気の中、レースは続きあっという間に8レース、東海、近畿、北陸の騎手交流戦です。一人一人の騎手の紹介に大きな拍手が沸きます。東海公営のいいところの一つは、この拍手なんですよね〜。大声を上げて称えるのではなく、大きな拍手で称えるのです。

 キリンビールクラッシク杯^^;

 まぁ、それはおいておいて、JBCの前哨レースに次代を担う2歳戦の重賞を持ってきたのはニクイ演出ですね!勝ったのはゴールドハートラン、ダートグレード戦線に出てくるかもしれませんし、是非現地でごらんになった方はこれを機会に応援してはいかがでしょうか?^^

 そして、いよいよJBCです!なんだか緊張してきます。パドックはもう既に凄い混雑^^;。なので、まともな写真は取れませんでした。

 パドックの真ん中には、このように優勝の肩掛けが飾られていました。各馬、関係者は、数分後にはあの肩掛けを身にまとうんだという気合を1周1周高めていく感じでしょうか。

 そして、JBCの興奮は観客をも巻き込み始め、ジョッキーが騎乗すると各所で声援がかけられ始めます。そしてジョッキーの顔がますます引き締まり、勝負の場へと歩を進めていきます。

 ファンファーレはマーチングバンドによる生演奏!しかも、新ファンファーレのお披露目の場でも有ります!しかし、凄い人ですね。ギッチリ。

 2着に大井のハタノアドニスが入る大健闘!馬券は波乱になりました。

レース映像はこちら

 そして、いよいよJBCクラシックです!同じようにパドックの真ん中には優勝の肩掛けがおかれています。そして、その後ろを名古屋期待のレイナワルツが堂々と行進。レイナワルツは4角で先頭に立ち、地元ファンを沸かせました!

 本場場入場のときにちょっとしたアクシデントが。

 クインオブクインが沢山の観客に驚いたのか多少暴れてしまい、JBCの肩掛けを倒してしまいました。

 レースは、小回りの競馬場で馬の走り、鞍上の作戦、技術がぶつかり合うような素晴らしいものになりました。そして、4コーナーの地元レイナワルツの抜け出し。結果三着までさされてしまいましたが、あわやのシーンに大興奮でした!

レース映像はこちら

 各レースの表彰式は、全レース終了後、まとめて行われました。これは非常に良い試みだと思いますが、来場のファンに充分に伝わっていなかったので、帰路についてしまったファンが多かったのが残念なところです。

JBCスプリントの表彰式。

 JBCクラシックの表彰式です。

 東海公営ならではの暖かい拍手が繰り返され、祭典の余韻の中ゆっくりと日が暮れていく競馬場に身をおくのは、この上なく気分の良い時間でした。

 せっかくの地方競馬の祭典で沢山のお客さんが集まっているのだから、各地の地方競馬やその地元のプロモーションブースの設置とか、D-NETのプロモーションブースの設置とかするといいのになぁと思っていました。

 一応、かえりのあおなみ線の駅にはD-NETのパンフが有りましたが。

 JBCが終わり、祭典の余韻に浸りながら、地方競馬旅打ちの醍醐味、地元の味に舌鼓を打ちます^^

 八丁味噌と半熟卵をまざあわせ、野菜をそれにつけて食べます♪手前は名古屋風のおでん。やはり味噌をつけて食べます^^。旨すぎです。

 

 初めて西日本で行われたJBC、テレビ中継など様々な問題は有りましたが、関係者や地元ファンは、このイベントを成功させようと真摯に挑んでいるように感じました。また、「地方競馬の祭典」としての空気感は、大井で2年連続でやった時よりも濃厚なものになっていたように感じます。それは身をおいていてとても楽しい空気感でした。

 JBCで耳目を集めたことは、この日の売上だけではなく(目標に届かなかったとか)長く効果が出てくるかもしれません。ファンのモチベーションを上げる効果もあったでしょう。

 また、レースとしても、一流馬が名古屋コースを走ると言う要素が、解りやすい予想の要素となり、予想の魅力を上げていたように思います。

 やはり、JBCは持ち回りでやった方が、楽しいし、イベントとしての可能性を秘めているような気がします。もう一押しで収支も均衡が図れるような大イベントになるような予感、そして夢を抱いた二日間でした。

 

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