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Racing ISESAKI Club 境町トレセンから撤退 その教訓と未来
Racing ISESAKI Clubから、一連の状況について発表がありました。ごらんいただけるとおり、現在「競馬再開」を目指していた、木村調教師を初めとする関係者は、境町トレーニングセンターから「締め出された」状況となっているようです。

競馬再開運動を潰えさす立場の方々の対応は、巧妙かつ苛烈なものだったようです。中でも関係者同士争うような状況を現出させたのはその際たるもので、仲間内で争い、境町トレセンが競馬施設でなくなってしまう事を恐れ、身を引くことを選択されたようです。

当初、境町トレーニングセンターから、全関係者の立ち退きを求められていたわけですから、「競馬再開派」だけ立ち退けば、ひとまずトレーニングセンターとしては存続できたので、忸怩たる思いながら一定の成果はあったと考えるべきかもしれません。
しかし、ここに一区切りついたことによって、これ以降、存廃問題の波に揉まれるかもしれない他場の方や、応援したいただいた読者の皆さんに、僕が知りうる範囲で「競馬再開」が果たせなかった理由について、書かなければいけないと思っています。その上で、これ以降どうするべきかと言うことを提言していこうとおもいます。公式発表を見ると、まだまだ全然あきらめることなく、これ以降も活動を続けていくようですし、聞くところによると新展開も近々あるようなので、まだまだ期待したと思います。

新高崎競馬の戦略、及び、県が行ってきた「競馬再開派」への対応については、既に他サイトで書かれているので、僕はこれまで、多少近しいところにいたことで感じた、いくつか事を自省の意味も込めて列挙していきます。ほとんどは状況を見て感じた憶測である事を初めにお断りしておきます。

情報伝達の不明瞭さ

これは、競馬再開を目指す交渉の主体としての立場での情報発信BLOGが、情報伝達の中心であったため、交渉過程の事などなかなか発信しづらい立場となってしまい、情報発信の負担の分担も出来ていなかったため、情報が量的に不足し、なかなかファンの理解を得ることが出来ないように見えました。
もともと、「新高崎競馬応援団」と言う名前から、「応援団」的立場でファンをまとめて、実際の主体は競馬関係者であることを志向されていたようです。それが、「応援団」がいつの間にか主体となってしまっているように見えました。そのあたりの線引きの曖昧さがファンの理解を妨げていたのかもしれません。

このことから、情報発信をする存続を求める何者かは、競馬再開を目指す交渉の主体者とは別にも存在することが望ましいと考えます。その役割をこのBLOGは果たせていませんでした。恐らくそれは個人BLOGには無理で、「笠松競馬を未来へつなごう」のような情報をまとめファンをまとめるポータルサイト的色彩を持つものが望ましいと思います。

三すくみ

僕が一番悔やんでいるのはこの点です。

上の内容ともリンクするのですが、地方競馬の存続運動を見ると、「ファンの支持がないのに競馬関係者が存続を求めるわけにはいかない」という関係者の考えと、「関係者は生活があるのにファンが自分の楽しみだけのために存続を求めるわけにはいかない」というファンの考えが、両すくみの状況を作り、お互いに競馬を続けたいと思いながら、実際には何も起こらないと言う状況があったように思います。
この運動に限っては、新高崎応援団、競馬関係者、ファンの三すくみとなっていた局面があったのではないでしょうか。

地方競馬場を存続させたいと言う意思や希望があるのなら、自分がどんな立場であっても、どの地域に住んでいても、余り色々慮らずに声を出し、色々な立場の人とコミュニケーションを図るべきだと思います。また、そのために普段からファンと競馬関係者は諸イベント等で交流を図っておくべきだと思います。

模擬レースが評価されなかった

これは、僕の中で意外でありショックだったことで、イベントの企画を提案したものとして、皆さんに協力をお願いしたものとして責任を感じています。

費用も時間も手間もかかり、到底競馬開催とは別の腹黒い目的があっては実現するはずの無く、またリアルな場での、真摯な方法での情報提供の場といえる模擬レースを二回もやったにもかかわらず、ネット上を見る限りは、新高崎競馬の競馬開催の意思への疑念が消えず、裏があるのではないかと言う憶測が消えません。
もちろん、イベントでバスが遅延するなど色々不手際がありましたが、その事が「競馬開催への意思」を疑われる事になるほどの事になったのでしょうか。理由をこれだけで説明できるとは思えません。しかし、イベントは一つの賭けです。賭けである以上、少しでも成功率を上げるため準備はリハーサルをするくらい万全に勤め、不手際の無いようにしないと思わぬ落とし穴があると言うことかもしれません。

また、第一回有識者会議のとき、僅か6人のファンが高崎競馬を語り合っただけなのに、最後にある関係者の方が、「こんなに高崎競馬を想うファンがいるとは思いませんでした」と仰っていたのが印象に残っています。存続を求めるファンの気持ちはそれまで関係者に届いていなかったのかもしれません。イベントは一つの賭けです。その形態は笠松のシンポジウムの様に、存続を求めるファンや関係者がストレートにそれを表明できアピールできる場を別にでも用意する方が良いのかもしれません。




さて、今後、どう活動していくかですが、以上のことを踏まえ、もう少し考える時間をいただきたいと思います。

この活動に多少関わることになった僕に、様々な助言、心配の言葉を多数の方からいただきました。僕の事を想ってくれる皆さんに説明が出来ないのを心苦しく感じていました。
皆さんへの説明が遅れたことを心からお詫びいたします。今後も、地方競馬再興、北関東競馬再興の挑戦には積極的に応援をしていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。


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